目次
概要
今、縦型のショート動画の作成が最近のトレンドとなっています。
たった1時間で30本分の動画を効率的に
作成する方法を知りたいと思いませんか?
特に、Instagramのリール、YouTubeショート、TikTokなどの
プラットフォームでの縦型動画は、
1つの動画を作成するだけで複数のプラットフォームで利用可能となり、
特にInstagramでは毎日の投稿が
売上を20%も上げる可能性があると言われています。
しかし、多くの人が「縦型動画の作成方法や構成がわからない」
「どのような背景や素材を使用すれば良いのか悩む」といった
課題を抱えています。
そこで、この記事では縦型動画の効果的な作成方法や
構成のヒントを詳しく解説します。
顔出しをせずに、背景動画と文字を組み合わせた
テンポの良いショート動画の作成方法も紹介しますので、
動画作成初心者や効率的に動画を作りたい方はぜひ参考にしてください。
まずポイントとしてショート動画も見てもらわないと意味がないです。
そこでこの3つのポイントをしっかり理解した上で作成していきましょう。
1.視聴者の関心や興味を惹くインパクトのある一文をつける
2.理由付けを3つまでにする(価値を提供していく)
3.行動をうながすメッセージを入れていく
では台本を作成していきましょう。
ショート動画の台本を効率的に作成する方法
縦型のショート動画は、Instagramのリールや
YouTubeショートなど、多くのSNSでの投稿が増えてきています。
そのため、効果的な台本作成が求められています。
以下は、AIツール「チャットGPT」を使用して、
効率的にショート動画の台本を作成する手順です。
今回は例としてInstagramのリールを作成する流れで解説していきます。
1. 台本の構成を明確にする
目的の明確化:
まず、動画で伝えたいメッセージや目的を明確にします。
例えば、視聴者に何を感じてもらいたいのか、
どんな行動を促したいのかを考えます。
- 基本構成の設定: 動画の流れや伝えたいポイントに合わせて、以下のような基本構成を設定します。
- 文章のタイトル
- Part1: 驚愕の事実 + なぜなら
- Part2: 事実を証明する理由1
- Part3: 事実を証明する理由2
- Part4: 事実を証明する理由3
- Part5: 共感した人へのコメントを促す
さらにどういうふうに構成してほしいかを指示することによって
求めていた答えに近い回答が得られます。
2. チャットGPTを最大限に活用する
- 具体的な質問を設計:
チャットGPTには、具体的かつ明確な質問を送信することで、
より適切な回答を得ることができます。質問の際は、使用するプラットフォームや目的、
そして求める内容の詳細をしっかりと伝えることがポイントです。 - 回答の確認と修正:
チャットGPTからの回答は、必ずしも完璧ではありません。
そのため、回答を確認し、必要に応じて修正や調整を行います。
プロンプトの例
「誰もが気になる気持ちが落ち込んでるときの対処法」というテーマで、
Instagramのリールの文章を作ってください。
文章構成は、以下の順で作ってください。
文章タイトル
Part1: 驚愕の事実 + なぜなら
Part2: 事実を証明する理由1
Part3: 事実を証明する理由2
Part4: 事実を証明する理由3
Part5: 共感した人へのコメントを促す
例えば、このような形で記載してください
タイトル
コミュニケーションがうまくいく方法
Part1
会話を重ねないと円滑に会話ができることはない
なぜなら・・・
Part2
会話を重ねることによって相手のことを知り興味が出てくるからだ。
Part3
興味が出てくれば聞きたいという気持ちになり、自然と言葉が出てくるようになるからだ。
Part4
会話が弾めばお互いを理解し、自然と仲良く慣れるものだ。
Part5
あなたも小さな一歩を踏み出してみませんか?
ポイントとしては知り合いに説明する感じで作っていくのが良いと思います。
いい文章が出来上がったらこちらを5〜10個ずつ作成していきます。
あまり多く出してしまうと止まってしまったりするので
5〜10ぐらいで出していくのが良いと思います。
プロンプトは以下の指示です。
同様の文章をあと10個作成してください。
※注意
必ず文章は確認したほうがいいです!
間違った認識の回答を出す場合があるのでご自身で確認して
細かい修正が必要であれば修正するようにしてください。
次にスプレットシートに用にまとめてもらいます。
プロンプトは以下の指示です。
Excelのような形式で、上記の文章をまとめてください。
記載の形式は、
タイトル・1〜5のPartのそれぞれを1つのセルに記載し、1行に記載してください。
出力したデーターをスプレットシートにコピーペーストしていきます。
3. 取得した回答を整理・編集する
- スプレッドシートでの整理:
チャットGPTからの回答を、エクセルやGoogleスプレッドシートに取り込みます。
これにより、一覧性が向上し、編集や修正がしやすくなります。
左右の間隔などはご自身で調整してください
- 言葉遣いや内容のブラッシュアップ:
チャットGPTが提供する文章には、
違和感のある日本語や著作権の問題が生じる可能性があります。そのため、文章をブラッシュアップし、自分の言葉に置き換えることが重要です。
この繰り返しを10個ずつ3回やれば30本分の台本が完成します。
今回は10個で続きを作成していきます。
4. 完成した台本を出力・保存する
- CSV形式での出力:
Googleスプレッドシートを使用している場合、
ファイルメニューから「ダウンロード」を選択し、
CSV形式で保存することができます。
これにより、他のツールやプラットフォームでの利用が容易になります。
Canvaを使って効果的なリール動画を作成する方法
1. Canvaの概要
Canvaは、オンライン上で利用できるグラフィックデザインツールです。
ユーザーフレンドリーなインターフェースと多彩なテンプレートを提供しており、
プロのデザイナーでなくても美しいデザインを作成することができます。
- 無料アカウントとプロアカウント:
Canvaは基本的に無料で利用できますが、
プロアカウントを利用するとさらに多くの
テンプレートや機能を利用することができます。プロアカウントは月1000円程度で、
最初の30日間は無料で試用することができます。
今回はプロアカウントを使用していきます!
2. リール動画の作成手順
テンプレートの選択:
Canvaのホームページにアクセスし、検索バーに「リール」と入力します。
Instagramリール動画を選択します。
さまざまなデザインのテンプレートが表示されるので、
目的に合ったものを選択します。
テンプレートのカスタマイズ:
このテンプレートをカスタマイズを押します。
選択したテンプレートを開くと、デザインエディタが表示されます。
ここで、テンプレートの色、フォント、
画像などを自分の好みに合わせてカスタマイズできます。
不要な要素の削除:
テンプレートには初めからさまざまな要素が配置されています。
必要のない要素は、選択して
「削除」ボタンやキーボードの「Delete」キーで削除します。
フォントの選択:
テキストボックスを選択すると、
フォントのドロップダウンメニューが表示されます。
ここから、多数のフォントの中から好きなものを選択できます。
文章の入力:
先程のスプレットシートから
コピー&ペーストで1つのタイトルから終わりまで貼り付けていきます。
サイズや大きさなど調整しながら全部入れていきます。
テキストのサイズや配置も自由に調整できます。
ここはご自身のやり方で大丈夫です。
文字の装飾:
テキストボックスを選択すると、
文字の色や背景色、透明度などの装飾オプションが表示されます。
視認性を向上させるために、
背景色をつけたり、透明度を調整したりします。
タイミングの調整:
動画の各要素の表示タイミングを調整することで、
視聴者の注目を引く動画を作成できます。
各要素を右クリックして「タイミングの表示」を選択し、
表示時間を設定します。
動画尺も時間変更できますのでお好みで変更してください。
エフェクトの調整:
Canvaでは、テキストや画像にさまざまな
エフェクトを追加することができます。
エフェクトメニューから、
フェードイン、ズームなどのエフェクトを選択して適用します。
調整が終わったら文章をすべて中央に合わせます
こちらがすべての土台となるテンプレートになります。
ここから一気に残りを作成していきます。
今回は10個ありますので10個作成していきます。
サンプル動画
Canvaを使用して効率的にリール動画を大量制作する方法
Canvaを使用して、一度に複数のリール動画を
効率的に制作する方法を詳しくご紹介します。
1. データの読み込み
左側のアプリから一括作成を選びます。
Canvaのダッシュボードにアクセスし、
「一括作成」オプションを選択します。
「CSVアップロード」ボタンをクリックし、
事前に作成したショート動画の台本をアップロードします。
この台本には、動画のタイトルや各パートの内容が記載されています。
2. データの紐付け
アップロードしたデータと
Canvaのテンプレート内のテキストボックスを紐付ける作業を行います。
改行作業がありますので一旦すべての文章が見えるように配置を戻します。
重なっている要素や配置が不自然な部分は、適切に配置し直して見やすくします。
このステップで、動画の全体的なレイアウトやデザインを整えることができます。
一括作成したら次にタイトルを選択して右クリックを押します。
データーの接続を選び左に出てきたタイトルを選びます。
それぞれに接続していきます。
注意今回タイトルが2つあるのでタイトルだけ2回同じことをやる必要があります。
接続が完了したら続行ボタンを押します。
次にページを生成を押します。
3. 動画のカスタマイズ
文章の改行や文字数の調整:
視認性を向上させるため、文章の長さや改行位置を調整します。
背景動画の変更: Canvaには多数の背景動画が用意されていますが、
自分で撮影した動画や他の素材を使用することも可能です。
背景動画を変更することで、動画の雰囲気やテーマを変えることができます。
ご自身の好きな背景に差し替えることも可能です。
テキストの色やフォントの変更: 背景動画に合わせて、
テキストの色やフォントを変更して、動画をより魅力的にします。
注意としては動画の長さ最初10秒で設定してありますので10秒で合わせてください
そうしないと文字の出方がおかしくなってしまいます。
調整が完了しましたら大タイトル以外はすべて中央揃えして真ん中に合わせる。
確認して違和感なければダウンロードする。
4. 動画のダウンロード
Canvaの「共有」ボタンから「ダウンロード」を選択し、動画を自分のデバイスに保存します。
この動画は、SNSやウェブサイトにアップロードして共有することができます。
サンプル動画
まとめ
初めての方でも、Canvaを使用すれば簡単に大量のリール動画を制作することができます。
ただし、注意点としては、この方法では動画編集のスキルは向上しませんので、
スキルアップを目的とする場合は、専用の動画編集ソフトを使用することをおすすめします。
しかし、効率的に大量の動画を制作したい場合や、
クライアントへの提案サンプルとして使用する場合には、
この方法が非常に役立ちます。
細かい作業は必要ですが一気にこれだけの数を作れるのはすごく魅力的だと思います。
最初は少し時間がかかってしまうかもですが、慣れてくると
1時間ぐらいでできてしまうと思いますのでやってみてください!
知ってて損はないと思いますのでぜひ活用してみてください!
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